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奇跡の時間帯指定とipad

私の住む田舎では、日経新聞が2週間ほど遅れてやって来る。
また、「The Economist」という英文雑誌を購読しているのだが、
これも、1~2週間遅れて届く。

2週間前の新聞は、もはや新聞ではなく、歴史である。

タブレット端末があれば、最新の新聞を読めるので、
どんなにステキだろうと今まで思っていたが、
ブラジルでは、税金の問題でipadが日本の1.5倍くらいの値段がする。
そんな大金を払うのも馬鹿らしいので、次に日本へ帰国したときに仕入れようと考えていた。


そんな中、5月に日本から出張に来るAさんが、
「何か買ってきてほしいものはありますか」と聞いてくれたので、

そのご厚意にガッチリ甘えて、ipadを持ってきてもらうように頼んでみた。
しかも、ついでにケースやら、保護フィルムやらもセットで頼んだのだけど、
Aさんは快く引き受けてくれた。

アップルストアの通販で、Aさんの住所宛にipadを
送ることにしたのだが、送る段になって、
配達日指定をしてくださいという。
それだけではなく、時間帯すら指定できるというのだ。
しかも、2時間きざみ!

なにを当たり前のことを言っているのかと思う方が居るかもしれないが、
ブラジルで1年弱暮らした身からすると、これは奇跡以外の何物でもない。
というのも、私の住む地域では、1度たりとも物事が順調に進んだためしがないからだ。

新聞や雑誌は前述した通りの状態である。

通販で本やCDを買った時も1ヵ月くらいして、忘れた頃に届く。

他にも、TVのアンテナ工事をしてもらう時に、9時に約束したとしても、
10時に平気な顔でやってきて、あげくのはて、
今日は工事に必要な配線コードを持っていないので、
改めて来るよと涼しげな顔で言ってくるケースは枡で量るほどある。

2時間きざみで時間帯指定して、ちゃんとその時間に届けてくれるって
ブラジルよりも遥かに面積が狭い国と言うのを差し引いても
日本ってスッゲェ~国だなと思う。



さて、Aさんのお蔭で、ipadを低価格でゲットできたわけだが、
実際に使ってみると、その便利さに今更ながらハマってしまった。

パソコンだと、机に向かって良い姿勢でキーボードをパチパチする感じだけど、
ipadがあれば、ソファでくつろぎながら、色々できちゃう。

kindleに比べると長時間使用時の疲労感はあるけど、
ブルーライトカットのフィルムを貼り、明るさを落として使えば、それほど気にならない。


最近は、ipadに入れた「ジョジョの奇妙な冒険」ポルトガル語バージョンを読み、
「ズギューン」とか言って楽しく語学を学ぶ日々を送っている。



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ボニート!オカザーキ

コンフェデレーション杯の日本対イタリア戦は3-4と残念な結果になったけど、
前回のブラジル戦とは違って、非常に楽しめる試合だった。

日本語以外の解説でフッチボーウを観るのは今回が初めてだけど、
ブラジル人の解説は日本人とは表現が違っていてこれも面白い。

今回の試合は、会場も解説者も完全に日本びいきだったと思う。
前半の早い段階で、本田、香川が立て続けに2点を決めたときは、
解説者も興奮して以下のように絶叫していた。

Ritmo do Japão! 完全に日本のリズムです!
Impressionante!Impressionante! 見事です!見事です!
Pressionante do Japão! 日本がプレッシャーをかけています!
Táticamente muito organisado 戦略的で非常に整然としています!



その後、イタリアが一気に巻き返しを図り、3点を得点したときは
会場の空気も変わり、そのまま劣性が続くかと思いきや、
ここにきて、岡崎が非常に良い活躍をすると、空気は一転、
会場は非常に熱を帯びてきた。


岡崎が華麗な足さばきでくるくるとイタリア人2人をかわした時は、
「オカザキー!イタリア人を躍らせています!!」との解説(ポル語は忘れた)
Isso o futebol! (これこそ、まさにサッカーです!)
Bonito Okazaki! (美しいぞ、オカザキ!)


そして、遠藤のパスを岡崎がヘディングで得点し、3対3の同点になった時は
会場の興奮は絶頂に達した。
Oookaazakiii! Oookaazakiiiii de cabeeeçaaa!
(オカザキ――――、オカザキ―――――、ヘディングシュートです!)
Essa é revoluçãn do Japão! (日本サッカーの革命です!)


展開的には、ハリウッドのスポーツ映画を見ているような感じである。
最初に調子良かったのが、次第に相手に圧されて負けそうになるが、
歯を食いしばって巻き返していくというよくある流れだ。

結果は、残念だったけど、前回のブラジル戦よりも断然楽しい試合であった。
ありがとう日本代表!


余談:ちょっと気になる日本代表選手のポルトガル語読み

長谷部=ハゼービ、 内田=ウシダ

ハゼービはともかく、ウシダについては、牛田という選手が居るのかと思ってしまう。

世界ふしぎ発見・ポルトガル語版

世界ふしぎ発見のように、スーパーひ○し君や、
野○村真、黒柳○子は出てこないけど、ブラジルにも
同じような番組がある。

それは、Globo Repórterという番組。
Youtubeでも見られるので、オンデマンド世代には嬉しい。
旅行番組なので、ポルトガル語も平易であり、
ステキな映像にウットリしながらポル語の勉強にもなってしまうのだ。





ブラジルに赴任してから9か月が経過したが、
まだまだ、思うようにポルトガル語が話せない。

文法は2ヵ月でマスターし、カタコトのポル語で大体の意思疎通はできるようになった。
しかし、その次のレベルはナカナカ遠い。

経済新聞や雑誌はたまに辞書引くくらいで難なく読めるようになったし、
テレビのニュースも大体何を言っているのかわかる。

だけど、ポルトガル語会話となると、まだ理想からほど遠い。
特に私のようにド田舎に住んでいると、話す相手が外国どころか州都にすら
行ったことがないような人も居て、外国人の話をまともに聞いてくれない場合がしばしばある。

初対面の人にカタコトのポル語を話すと、
私を無視して、隣のブラジル人に「何この人?ポルトガル語全然話せないみたいね」
と話すのだが、当の私はその人が何を話しているのかバッチリ分かっているので、
「何をいやがる、何をいってるか分かるぞコノヤローッ」と、苦い思いをすることになる。

こういう輩には「まずは落ち着いて、こちらの話を聞けっ」と黙らせてあげたいが、
もちろん、そんな過激なことはしない。

ブラジル人が話すことは大体わかるけど、自分の話したいことは
うまく伝えられない。これは、結構なストレスである。

何が、ストレスかというと、「言葉が喋られない=アホ」とまではいかないけど、
カタコトしか喋らないと分かると、なんとなーく、相手から軽蔑されているように感じるのだ。
相手からしたら、カタコトで言葉足らずなので、そう思うのも無理はないのかもしれないけど、
わりにデリケートなほうなので、そういうのって、感じやすいのだ。
そういう時は、ポルトガル語の勉強なんかうっちゃって、酒でも飲まなきゃやってられっかと
いう感じになる。翌日には忘れて、また勉強を再開するんだけど。

3歳のかわいい女の子に、「ママ、この人あんまりポルトガル語できないのね」
と面と向かって言われた時には、結構グサッと来たものである。


日本でも同じような経験をしている外国人は結構いるのかもしれない。

若者が海外に出なくなったと言われて久しいけれど、海外で外国語を話して
苦労したことがない人は、その苦労がわからないから、
カタコトの外国人のことを平気で馬鹿にしたりする人も居る。

大学時代の友達が、「外国人が英語で話しかけてきたら無視するよ。
だって、ここは日本だからね。日本語を話すべきだよ。」
とフランス人みたいなことを言っていたのを思い出す。

自分は、外国人の気持ちが痛いほどわかるので、
東京でガイドブックを見ながらキョロキョロしている外国人を見ると、
もうたまらなくなって、「ウェルカム・トゥー・ジャパン!メイアイヘルプユー?」
と声を掛けてしまう。日本に来てくれただけで、その外国人に接吻したくなるくらい。

外国では言葉で苦労することもあるけど、それ以上にもったいないくらいの親切を
何度も受けて来たので、少しでも恩返しができればという気持ちになる。


なんだか愚痴っぽくなってしまったけど、
英語を勉強した経験から言って、話せるようになるためには
まず、徹底的にインプットする必要があるのは明白である。
何度もインプットすることで、良く使われる言い回しが自然と口に出てくるように
なるまで、ひたすら刷り込むのだ。

私のポルトガル語のインプットは、まだまだ不十分なので、
とにかく、今はポルトガル語に触れる機会を増やすようにしている。

テレビはもちろん、映画もブラジル映画またはポルトガル語の吹き替え版を視るし、
経済情報はブラジルの経済紙、新聞で集め、毎朝読む聖書もポルトガル語で読む。
疲れたときには漫画「バガボンド」をポルトガル語で読むようにしている。

これだけやっても、ブラジル人からは「ポルトガル語はイマイチですね。」と言われる。
この悔しさ、外国に住んだことのある方なら分かっていただけると思う。
「チキショー」という悔しさをバネに、いつの日かブレークスルーが起こることを期待して、
諦めずに勉強を続けます。






ブラジルでMBAを取得する件 その2

前回、ブラジルにおけるMBAコースへの入学について書いたけど、今日はそのつづき。
FGVのMBAコースはサルバドール、レシーフェ共に残念な結果に終わってしまった。
実は、FGVと並行してもう1件、レシーフェのビジネス・スクールへ
問い合わせをしていた。

それは、CEDEPE(セデッピ)という学校で、ホームページによると23年前に設立された、
ノルデステ初のビジネス・スクールとのことである。
とりあえず、資料請求をしてみると、担当のNさんという女性から直ぐにメールで
返事が来た。疑問に思っていたことを質問すると、直ぐに返事が返ってくる。
返事も的を射ており、至極丁寧である。第一印象はかなり良い。

今までは、とりあえず、FGVブランドだけで探していたが、
前回書いた通り、いずれも窓口の対応がずさんであった。

それに引き替え、CEDEPEの対応の素晴らしさはどうであろう。
やっぱ、窓口にいい加減な人間を採用しちゃだめだと実感した。
FGVの場合なんかは、窓口がいい加減でも、ブランド名で生徒が集まるだろうけどね。


とにかく、レシーフェ在住の同僚に聞いても、レシーフェでビジネス・スクールに行くなら、
FGVかCEDEPEが良いだろうと聞いていたので、CEDEPEで進めてみることにした。

申し込んだコースの概要は以下の通り。
【概要】
Gestão Empresarial(MBA企業経営コース)
授業時間: 560時間
授業日程: 金曜日19h-22h 、土曜日09h- 18h – 隔週
開講日: 2013年8月
期間: 約18ヵ月

各種必要書類は、FGVの申込検討時に用意していたもので十分であった。
入学のためには、書類の提出の他、面接が必要となるようだ。
1週間後に面接の予定を入れてもらい、
レシーフェ行きの飛行機の手配、ホテルの予約を済ませた。

ここまでは、スムーズに進んでいたが、前回も書いた通り、
ブラジルでは何かトラブルが起こらない方が稀であり、今回も例外ではなかった。

レシーフェには仕事を絡めて3日間滞在する日程を組んだ。
面接は2日目に予定している。
レシーフェ滞在1日目、担当のNさんから、
「ところで、お宅はブラジルの大学を卒業したんでしょうか?」と尋ねられた。


「いえ、日本の大学です。」

Nさんによると、外国の大学卒業者の場合には、ブラジルでの卒業証書の認証が
必要ですとの説明がなされた。

「認証」ってなんだ?

ペルナンブッコ州ではレシーフェにあるUFPE(ペルナンブッコ州立大学)で認証してくれるらしい。
「うわぁっ、また面倒な手続きが必要なんだな。」と思ったが、
「要はUFPEに行って、手続きしてくればいいのね」とその時は軽く考えていた。
しかし、UFPEの担当部署に詳細を確認してみると、事は思っていた以上に大変だった。

まず、卒業証書の認定は、年に1回しかやらないらしく、
丁度2週間前に締め切ってしまったというのだ。
それだけでも、うんざりさせるに足りる情報であったが、
それに加えて、必要書類として、CELPE-BRASの成績書が必要とされていた。
CELPE-BRASとは、外国人のポルトガル語能力試験であり、
いわばTOEFLのブラジル版である。
CELPE-BRASの試験申込は1月に終わってしまったらしく、
こちらもコース開始の8月には間に合いそうにない。

つまり、この理不尽ともいえる「卒業証書認定」が入学必須要件であるとすれば、
8月入学はまず不可能ということになる。
それに加えて、認定料は700レアル(約35,000円)とベラボウ極まりない。
(これに加えて、CELPE-BRASの受験料も掛かるだろう)。

「そんなブラジル的なビューロクラシアに付き合ってられっか!!」と半ば
投げやりな気分で、CEDEPEの担当者のNさんに上記の事情を説明し、
「何とかならんかね?」と聞いてみた。
Nさんは真摯に対応してくれ、なんとか上司に掛け合ってみるとの
前向きなコメントをくれた。

そうこうしている間に、時は過ぎ、面接の時間になってしまった。
ブラジル経験の長い日本人の上司から、面接のコツを教えてもらった。
ブラジルではとにかく主張すること、日本人的に言えば鼻につく自慢話のように
なってしまったとしても、自分の今までの経験等をとにかくまくし立てて、
面接官の印象に残ることが重要であるとのこと。
卒業証明書の認定問題も、面接官に「面白いジャポネスがやってきたな」と
思わせれば、何の問題もなく通るでしょうというアドバイスを頂いた。

CEDEPEはレシーフェのボア・ビアージェンという海岸沿いの
高級住宅のあるエリアにある。グーグル・マップで住所を調べてみると、
なぜか、スーパー・マーケットのエストラが出てくる。

それもそのはず、同僚に聞くと、この学校はまさに、その「スーパー・マーケット」
の中にあるらしいのだ。
スーパー・マーケットの中にあるビジネス・スクールなんて聞いたこともないぞ。

半信半疑でエストラへ足を運んでみたが、
どう見てもスーパーマーケットである。
学びに来るのではなく、買い物に来る人しか見当たらない。
学生ではなく、肉とか野菜の入った袋をぶら下げた人が居るだけだ。


同僚に教えられたとおり、
レジが沢山並び、買い物客で賑わう場所を左手に見ながら直進すると、
クリーニング屋の奥に、ひっそりとたたずむCEDEPEの看板を確かに発見した。
その区画は、まさにスーパー・マーケットの隅っこという雰囲気で、すこし小汚い。

スーパーのレジとクリーニング屋の隣にある
ビジネス・スクールとはなかなかオツである。
日本で言ったら、「かっ○寿司」とか「すがき○うどん」的な位置関係である。

とはいえ、「すが○やうどん」のドアを潜ると、中は狭いながらも必要な設備が
備えられており、ビジネス・スクールの体裁は整っていた。

受付にいたブロンド女性がやけに美人で、ドキドキしながら、
担当者Nさんへの取り次ぎをお願いすると、
「Sou eu(私です。)」との返事。

自分の中で勝手にイメージしていたNさんは、少し小太りで黒髪の
40代くらいの女性だったのだが、
実際のNさんは、20代半ばくらいで、スラッとしたまばゆいばかりの
美しい女性であった。おそらく、南から来たんだろう。
ポルトガルのアクセントも東北弁ではない。
直接話した感じも、物腰柔らかく、ステキである。


1時間ほどで手続きを済ませたあと、
50歳半ばくらいのミドルグレーのブラジル人教授R氏の面接を受けることになった。
ビジネス・スクールの教授だけあって、話にウィットが富んでおり、
こういう教授が居る学校なら期待ができそうである。

R氏は普段、身の回りにはまずいないタイプの知識人であり、
まさに、こういう人から刺激を得ることがMBAで学ぶ大きな目的であったので、
目的を少し達成。

さて、懸案となっていた日本の卒業証明書の認定の件だが、R教授の説明によると、
当該認定は、MBAの資格を授与するために政府が要請しているものであり、
必ず必要であるとのことである。
すなわち、学校としては、そんな認定はなくてもいいけど、
政府から求められているので、提出してもらわなにゃ困るということである。
なーんだ、政府のピンハネ・ボッタクリ商売だったのか…。

当初は、開講日の8月までに提出するように言われていたが、
期限を大幅に延長してくれて、卒業までに提出してくれりゃ構わんよという話になった。
せっかく、面接官を圧倒し、演説をぶって屁のような卒業証明書認定を
不要とさせる約束を取り付けようと思っていたが、出鼻をくじかれてしまった。

とりあえず、面接で聞かれた事項は以下の通り。
①プロとしての実務経験、②成功体験、③苦難体験、④自己の能力など。
つたないポルトガル語で説明したが、R教授も英語、仏語、西語を話す為か、
理解力が高く、和やかな雰囲気の面接であった。

R教授の説明によると、CEDEPEには実業界で活躍する20名程度の教授陣が
在籍しており、教授法は米国のMBAの手法を採用しているとのこと。
すなわち、理論で学んだことを実際の実務に応用する力を徹底的に鍛えるということである。
クラスでは、毎回テーマが与えられ、これに関して2~3人の小グループで議論し、
発表するという形式をとる。
なお、外国人はいないらしく、ブラジル人に囲まれて学ぶことになりそうである。

面接が終わり、R教授から「seja bem vindo!(ようこそ)」と言われ、堅い握手を交わした。
面接っていっても、選抜するための面接ではなく、あくまでも、MBAコースへの適性を
見るだけで、アメリカのMBAのように、しのぎを削って入学権利を獲得するという
感じではないようだ。
面接後、教室、図書室、休憩室などを一通り見学させてもらい、
1階にあった床屋で髪を切って宿に戻った。

今回は、わりにトントン拍子に進んだけど、実は話はここで
終わりではなく、その後も一寸ごたごたがあったのだが、
これについては、また日を改めて書きたい。(つづく)
プロフィール

shingo

Author:shingo
ブラジル、ペルナンブッコ州在住、
三十路男のブログです。

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