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人生で何度目かの禁酒に挑戦

6000m級の山に登ることを目的として、ジョギングをしたり、ストレッチ、
ヨガをはじめたりしたのであるが、一度歯車が回り始めると、色々やってみたくなる
もので、次は禁酒に挑戦してみることにした。
とりあえず、目標期間は登山予定日までの2月26日に設定した。

禁酒をしようと考えた理由
(1) 飲酒した日は睡眠が浅く、翌日のパフォーマンスが落ちる。
(2) 飲酒すると、本を読んだり、考え事をしたりといった生産的なことする気がなくなり、
インターネットで無駄な時間をつぶしてしまう。
(3) ストレスを感じたとき、酒に頼っている自分の弱さに腹が立つ。

飲酒をやめられない理由
(1) 餃子や麻婆豆腐などを見たらビール、風呂上りはビール、
E.YAZAWAの歌を聴くときはウイスキー・オン・ザ・ロックという条件反射が
パブロフの実験のイヌのごとく刷り込まれている。
(2) 疲れたとき、酒は手っ取り早く、精神的な快楽をもたらしてくれる。

これまで、禁酒には何度も挑戦してきたのだが、そのうちに、何のために禁酒していたのか、分からなくなって、やめてしまう結果になった。そこで、今回は「ちょっとやってみよう」で始めるのはなく、きちんと禁酒をする目的を明確にすることにした。禁酒の目的は次のとおりである。

「飲酒習慣をやめることにより得られた時間をより有意義な別のことに使う。かけがえない一日を、感謝しながら精一杯生きる。」 

デール・カーネギーは、明日に備える最善の方法は全知全力を尽くして今を生きることだという。また、聖書には次のように書いてある。「一日の労苦は一日で足りる。明日を思い煩うな。明日は明日がまた心配するであろう(マタイ6-34)」


 振り返ってみると、成人してからこれまでで、もっとも禁酒期間が長かったのは、インドネシアに居る時であった。インドネシアでは、外国人向けの飲み屋に行かなければ、酒は飲めないし、イスラム教徒の家でホームステイしていたので、コンビニで酒を買って家で飲むということもできなかった。

ただし、当時は禁酒しようと思っていたわけではなくて、半強制的に酒から隔離されたのだけど、不思議なことに、全然苦しくはなかった。インドネシアでは、語学学生をやっていたので、会社の上司から、「オレの酒が飲めねえのか」とジロリと睨まれることもなかったし、テレビで俳優がうまそうにビールを飲むのを観ることもなかった。つまり、酒がないのが自然であったのだ。

ブラジル人の場合、酒好きは多いが、多くのアジアの国のように他人に半強制的に飲ませるような文化はない。俺は飲まんのだ!と言えば、「あっ、そうなの。」で済むから気が楽である。

なぜ、急に禁酒を思い立ったかと言うと、理由がない訳ではない。
今まで、目的もなく、何となく健康にいいからということで運動してきたのだが、
ギックリ腰をせずに登山をするという明確な目標を立てて運動するようになってから、
その変化が楽しくなったというのが一つ。

もう一つは、最近、日本から送ってもらった本『習慣の力』というのを読んだ影響もある。
この本は、如何にして悪しき習慣を断ち切るかということについて、
実証結果をもとに380ページも費やして説明しているアメリカらしい分厚い本である。
習慣の力 The Power of Habit
チャールズ・デュヒッグ
講談社
売り上げランキング: 6,074

米国のアマゾンでは読者レビューが825件もついたと帯に書いてある。
本を簡単に説明すると、次のような内容である。

人間の行動の多くは、習慣で構成されており、悪い習慣をやめたければ、
それを良い習慣に置き換えることが必要だと言う。

ここでいう習慣は、脳がイチイチ考えなくとも、自然にやってしまうルーチンのことを言う。すなわち、脳が考えることをサボるために身に着けられるものなのだ。

例えば、マニュアル車を運転する人が、最初は恐る恐る運転していたのが、
運転になれると、頭で考えなくても、自然にギアチェンジするようになったり、
シャワーを浴びる時は、どこから洗うと考えることなく、必ず頭から洗うとかそういうことである。

例えば飲酒の習慣は次のような要素で構成されている。

①きっかけ(アツアツでジューシーな餃子と白いご飯を見る)
②ルーチン(餃子とご飯を口に詰め込んで、ビールでゴクゴク流し込む)
③報酬(幸福感に満たされる)
④欲求(幸福感を得るために、餃子を見るとビールが飲みたくなる)

悪い習慣を変える場合、上記の4つの内、
②ルーチンを置き換えることで、ビールを飲んだときと同じような報酬(幸福感)が得られ、
④欲求が満たされなくてはならないのだ。

そこで、私は飲酒の習慣を変えるため、酒を飲みたくなった時は、
以下のルーチンを行うことにした。

①ガス入りのミネラルウォーターを飲んで、さわやかな気分を味わう。
②飲みたくなったら、立木のポーズ(ヨガ)を取って、精神統一する。
③禁酒をする目的を思い出す。
④酒に頼らずとも生きていけている自分をイメージして「グッジョブ!」と言ってあげたい

ところで、この『習慣の力』は次のように結論づけている。
『いったん何かを信じることを覚えると、その能力が人生の他の部分にまで影響を及ぼし、自分は変われると信じ始める』
『つくり替えた習慣を身に着けるには、「変われる」と信じる必要がある。』

月並みな結論だけど、結局は「変われる」と信じることが大切なのである。
そういえば、サドルバック教会のリック・ウォレン牧師も次のようなことを言っていた。意思の力で変わろうと思っても、限界がある。同じような悩みを持つ仲間と励ましあいながら、「自分は変われる」と信じることが大切だ。神様は乗り越えられないような試練は与えないのだから。

…ということで、禁酒をはじめます。
まずは、登山の日を目標に。
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映画で楽しいポルトガル語学習法

ブラジルに来てからは、映画はポルトガル語で観るようにしているのだが、
その場合に、役に立つのが、Netflixというサービスだ。

このサービスは、月額17レアル(約750円)を払うと
同社が配信する映画が観放題になるというもの。

Netflix
Netflix

このサービスの良いところは、全ての映画にポルトガル語の吹き替え版があるということ。
ブラジル映画もあるのだが、大半はハリウッド映画なので、その場合は吹替え版で観る。
さらに、ポルトガル語の字幕も同時に表示させることができるので、
目と耳で会話を理解することができる。

映画だけでなく、24(トゥエンティ・フォー)やプリズン・ブレイクなどの
ハリウッド・ドラマも充実している。

吹き替え版は、声優が滑舌よく吹き込んでいるので、聞き取りやすいというメリットがある。
それに、あまりスラングを使わないので、非常に理解しやすい。
映画は話し言葉が中心なので、ブラジル人が日常的に使う表現が学習できる。

吹替え版の英語で話されるポルトガル語は8~9割くらい理解できるようになって、
ちょっと、自信が持てるのであるが、現実に現地人が喋っていることを聞くと、
殆ど理解できない場合もあって、愕然としちゃう。

というのも、ペルナンブッコ州はブラジルの東北地方にあり、
現地人は、言ってみればズーズー弁を話すからである。


イメージ:
しろちゃん: すばらぐぶりだごだ。どごさいぐのっしゃ?
さんちゃん: たさ、くさっことりぬいぐどごでがす。
しろちゃん: あめばりふって、やんだごだね。
さんちゃん: んだね。こいなてんちばりで。

(*)ズーズー会話集より転載

東京に住む人が、ズーズー弁を理解できないように、
ブラジル人にとっても、ソタッキ・ノルデスチーノ(東北弁)は理解できないらしい。

だから学ぼう!
ペルナンブッコ州スラング講座

いざ、6088m!ギックリ腰克服大作戦!ワイナポトシ (その2)

前回、ストレッチの素晴らしさに目覚めた私は、
さらにラジカルなストレッチを求め、ヨーガの本を手に取った。
ヨーガというと、私はなんとなく、女性がやるものと決めつけていたのだが、
この本は、そんなイメージを覆してくれた。

秘伝マルマ ツボ刺激ヨーガ (講談社+α文庫)
講談社 (2013-03-22)
売り上げランキング: 2,556


ブラジルの田舎に住んでいるため、日本語書籍はKindle版でしか読めない
のであるが、この本は一番初めに出てきたというのと、表紙の怪しげな雰囲気
が気になって何気なく買ってみたのだ。

思っていた通り、何となく怪しい雰囲気の漂う本であったように思うが、
内容は割にしっかりしている。
何が怪しいかと言うと、ヨーガのポーズを図解した挿絵に
登場する女性がなぜか全裸なのだ。

それに、ヨーガに関する著者の解説も
なんとなくクセがあって、ますます怪しい。

例えば、喚起の悪いサウナの中で行う「ホット・ヨーガ」なるものは
百害あって一利なしと頭から否定している。

ヨーガをすると、カラダから邪気が沢山発散されるのだが、
サウナは閉めきった空間なので、その邪気を吸い込んでしまうことになるからである。

著者は、これについて、閉めきった空間で誰かがオナラをしたのと同じであると
すっぱ抜く。

また、コブラの体位に関してはこうだ。
コブラの体位とは、うつぶせになって、上体を持ち上げるポーズであるが、
上体を持ち上げるのに腕の力を絶対に使ってはならないという。
この時、「”アハム・ブジャンガ・アスミ”(我はコブラなり)とでも唱え、
手はないものと思っていただきたい。」とアドバイスがあったので、
私はそれに素直に従った。

すると、「アハン・ブジャブジャ~」と意味不明な言葉になってしまう。
上体を反らしている時にとてもじゃないが、こんな呪文唱えられない。

さらに怪しいのは、”肩立ちのポーズ”だ。
これは、肩を起点とした逆立ちのポーズなのだが、若返りの効果があるというのだ。
その理由は、重力をいつもと逆にうけると、時間が逆流し、エントロピーの増大が
食い止められ、若返るという説明が付されている。
…怪しさは増すばかりである。

全体として、”良い意味”で怪しさの漂う本ではあるが、
ヨーガというのは、もともとそういうものなのかもしれない。

アメリカ西海岸のハリウッドセレブ達(?)が、この怪しさを切除してしまったのが、
現在、一般的に人気のある「ヨーガ」となったのかもしれない。

怪しさ満点ではあるが、各ポーズの効能は至極具体的である。
美尻のポーズ、美顔のポーズ、肩こり解消のポーズ、腰痛解消のポーズなどが、
意識すべきツボと共に非常に具体的に解説されている。

著者の指示に従って、全裸まで行かずとも、パンツ一丁になって、
これらのポーズをとってみたところ、5分もしないうちに
全身から汗が噴き出してきた。

美顔のポーズでもある獅子のポーズは、
ベロを思いっきり突き出して、「アア~~~」と叫べ!と解説してあるのであるが、
パンツ一丁の三十路男がこのポーズを真剣にやっている姿はなかなかシュールである。
一人暮らしで良かった…。


中には、どうしても取ることのできないポーズもあり、
ラジカルなストレッチを求めていた私の欲求を満たしてくれた。
近いうちに、全てのポーズを克服できるようにしたい。

最後に、ヨーガに関する真理ともいえる本の解説を引用したい。
「ヨーガは、体が隠し持つ偉大な才能のありかに触れている。そして、その才能は、われわれが均しく具えているものであり、ただ、使い方を知らないでいるだけのことなのだ。われわれの体の中には、自家用の薬が、たっぷりと蓄えられている!インシュリンもアドレナリンも、モルヒネや大麻に似たアーナンダアミドやエンドルフィン、メラトニンといった脳内麻薬も、すべてじぶんでつくっている。(中略)生命をまっとうするのに必要な薬は、みんな、みんな、み~んな、体のなかに用意されているのだ!」

まずは、ワイナポトシ登山までの残り1ヵ月間、
ヨーガを続けて、体の柔軟性をあげて行きたいと思う。
頂上に立つことを夢に見ながら…。

いざ、6088m!ギックリ腰克服大作戦!ワイナポトシ(その1)

以前、サルバドールで出会った世界放浪旅行中のH君から
南米でお勧めの旅行地を教えてもらい、メモしておいた。

そんなメモの存在など、ついぞ忘れていたのであるが、
今度の休暇にて、ペルーへ旅行することを決め、航空券も購入した後に、
ふと、H君のメモの存在を思い出した。

メモには、汚い字で「ワイナポトシ」と殴りつけてあった。
1年以上前のことで、それが何を意味するのかさっぱり見当がつかなかったので、
グーグルで調べてみた。
すると、ワイナポトシはボリビアの首都、ラパスの北20kmの場所にある
標高6,088mの山の名前であることが分かった。
いくつか、ブログの体験記を読んでみると、
初心者でも1泊2日で6,000m級の山の頂上に登れるというステキな事実が分かった。
(ちなみに、富士山は3,776m)

「初心者でも」と書いたが、体力的には相当ハードなようである。
普段、デスクで、パソコンをポチポチ、カタカタやっているだけの
私には相当キツイかもしれない。

また、体力よりも心配なのが、ギックリ腰である。
私の場合、ギックリ腰と呼んで良いのか謎であるが、激しい運動をした後に
必ずと言っていいほど襲ってくる謎の腰痛があるのだ。

⇒過去のぶざまなギックリ腰奮闘記はこちら


過去の経験から予想すると、登山中に歩けなくなることはないと思うのだが、
それでも旅の途中にギックリ腰になったらかなり悲惨である。

しかし、H君のシンプルなメモで既に冒険心が掻き立てられてしまっていたので、
ギックリ腰なんぞで、諦めたくなかった。

そこで、昨年12月、私は「いざ、6088m!ギックリ腰克服大作戦!」
と称するプロジェクトを立ち上げた。
本プロジェクトの内容を説明すると、次のようなものだ。

(1) 週3回通っているスポーツジムでのランニングを一寸伸ばして30分にしてみる。
(2) 腰痛にはストレッチが効くらしい。ならば、毎日必ずストレッチをするようにしよう。

「大作戦」と冠するには、あまりにも普通の内容であるが、
やはり、何かやる時は、大作戦でなければならないと思う。

私は昔からストレッチを軽視する傾向があったので、
毎日、ストレッチをするということを習慣にしたことがない。
別に、屈伸で手が床に付かなくても困ることはないし、
そんな地味なことするよりも筋トレしたほうが良いと思っていたのだ。

しかし、年を取るにつれて、若かりし頃に理解できなかったことが
スッと腑に落ちるようになるものであり、ストレッチに関しても、
その重要性が分かるようになってきた。

とはいえ、筋トレもそうだけど、ストレッチも
正しいやり方じゃないと、逆に健康を損なうこともあるだろうから、
とりあえず、本を買って、見よう見まねで毎日やってみた。



この本は、Kindleの電子版も出ているので、
ブラジルの田舎に居ながらもipadにダウンロードして、直ぐに使うことが出来た。
しかも、価格は280円という破格である(紙の本よりも1000円弱安い)。
ここに書いてあるストレッチを、毎日寝る前に一通りこなした。

とりあえず、1ヵ月強続けてみたところ、
屈伸で掌が床に着くようになった。
そして、猫背気味だった背中もシャンとし、
太もも周りも、心なしか引き締まってきていい感じである。

継続することで何かしらの変化を感じることができるのは、
嬉しいものである。
どうせだから、相撲取りのように股割が出来るくらいまで
やってみようかしら、と夢は膨らむ。

上で紹介した本は、割に無理なくできるストレッチを中心に紹介していて、
もっと、ラジカルなことをやりたいと思った私は、次のステップとして
ヨーガに手を出すことになる…(つづく)。


デコラー・ショック

ブラジルでは、通常、1ヵ月の有給休暇が与えられる。
日本人サラリーマン的にはさすがに、1ヵ月も休むわけにもいかないが、
2週間ほど休みをもらって、ペルー・ボリビアへ旅行することに決めた。
まずは、TAM航空、LAN航空のサイトで航空券を調べるが、
首都のリマまでの航空券しかなく、希望していたクスコまでの航空券は
バラで買わなければならないようであった。
そこで、思い出したのが、ブラジルの大手格安旅行会社のデコラーというサイト。

このサイトは、目的地を指定すると、複数の航空会社の組み合わせから
最も安い航空券を探して、そのまま決済までできるという便利なサービスである。
調べてみると、レシフェからクスコまで、1,400レアル(約6.3万円)
の航空券があるではないか。
もう、迷うことなく、そこで買ってしまうことにした。

実際には税金とかなんだかんだ取られて、1,850レアル程度(約8.3万円)になったが、
無事に航空券をゲットできた。
eチケットもスムーズに発見され、そのまま旅行していれば何の問題もなかったはずだ。


…しかし、航空券を購入した際に、別の大切な用事を失念していたことに気が付き、
行きの日程を変えねばならなくなった。
帰りの便についても、ちょうどカーニバル休暇の始まる金曜日に
帰る便だったので、どうせだから、カーニバル休暇の終わる金曜日に帰る便に
変えちゃえということで、日程変更することにした。


デコラーのサイトで、新しい日程を検索したところ、
追加で400レアル(約1.8万円)支払えば予定変更できるようである。
変更申請処理をすると、48時間以内に連絡するから、ちょっと待てとの
メッセージが出た。
デコラーは仲介業者なので、ウェブサイトで即完結という訳にはいかないのだ。

ところが、48時間どころか、3日経っても何の連絡も来ないので、
不安になって、デコラーに電話で確認してみることにした。
ポルトガル語に不安があったので、事務の女性にお願いして、
電話してもらうことに。

電話してから、オペレーターが出てくるまで10分ほど待たされたらしい。
結局、オペレーターの説明は、
「貴殿の予約変更はちゃんと承っております。順調に手続きを進めております。
24時間以内に連絡致しますので、今しばらくお待ちください」
というものであった。

安心したような、そうでもないような気持ちで待っていると、
翌日、ちゃんとデコラーからメールが届いた。

「貴殿のクレジットカードが使用不可となっておりましたので、
予約変更できませんでした。つきましては、以下の番号まで電話してください。」


なぜ、最初買った時は普通にカードが通ったのに、
今回は、通らなかったのか?利用限度額はまだ余裕あるけど…。
とはいえ、電話せざるを得なかったので、また同じ事務の女性に
電話してもらうようお願いしたところ、何となく、面倒くさそうな感じが
声音に出ているのを、なだめつつ、すかせつつ、電話してもらった。
その時は、会社の先輩に頼み込んで、クレジットカードの名義を貸してもらった。

で、また電話し、新しいクレジットカード番号を伝えたところ、
「確かに新しいカード番号を拝受いたしました。
つきましては、24時間以内に連絡しますので、お待ちください。」

ホント、何度も待たせる会社だよな…と、少し苛立ちながらも、
他に方法がないため、翌日まで待った。
すると、デコラーからメールが届いた。
「貴殿のクレジットカードが使用不可となっておりましたので、
予約変更できませんでした。つきましては、以下の番号まで電話してください。」
前回とまったく同じメッセージ…

しかも、なぜか同じメールが3回も送られてきた。

完全にもてあそばれている…。
しかも、最初からクレジットカードが使用不可であったなら、
いいかげん、デコラー以外の会社での購入を検討したのだが、
最初の購入は無事にできているので、もう逃げようもない…。

結局、スケジュールの変更はできないのか…と
半分諦めかけていたところ、突然、デコラーから電話が掛かってきた。
電波が悪く、ちょっと聞こえづらかったのだが、オペレーターが言うには、
「セニョール、日程変更承りました。
ところで、日程変更したところ……ブツ…1820レアルになりました。
これで日程変更してしまっても構いませんでしょうか?」

オッ、カーニバルの時期を外したことで、安くなったのかな?
と思い、「うん、構わんよ。」と答えてしばらくすると、
早速、新しい旅程とe-チケットが送られてきた。

日程変更したのに、安くなっただなんて、トクしたなあ、
とルンルンしていたのも数日の間であった。

「ん?ところで、クレジットカードは使用不可だって、あれほど言ってたのは
どうなったのかな?それに安くなった分の差額はどうなるのか?」
と思い、デコラーのサイトにログインしてみると、日程が変更前のものから
変わっていなかった。

無事に変更できているのか、不安になり、念のため、もう一度
デコラーに電話してみた。
事務の女性は、今度こそ嫌な顔をしそうだったので、
自力で電話して解決を図る。
結局、かなり待たされた挙句、日程は無事に変更できていることは確認できた。
デコラーのサイトは、変更が更新されていないだけなのだという。

これで、終われば、くたびれただけの話なのだが、残念ながら、ここで終わりではない。
後日、クレジットカードの利用明細を見ていると、驚くべきことに、
1,820レアルが引かれているではないか。
もちろん、当初購入時の1,850レアルも引かれている。
すなわち、合計で3,670レアル(16.5万円)がカードから引かれているのである。

勘弁してくれよ~と思ったのは言うまでもない。
あんにゃろ、間違えて二重で引き落とししやがったな、
ただじゃおかねえぞ!と鼻息をフー、フーさせながら、デコラーに電話してみた。

オペレーターの説明によると、
「それは二重払いではござんせん、変更手数料が175レアル、
航空券の差額料金1,645レアルでござんす。」

な、なぬ~~!??それって、初耳!!


ちょっと、血の気が引いた。
あれ、もしかして、この間の電話、「1820レアルになりました…」
ぢゃなくて、「1820レアル、(余計に(ボソッ))になりました…」って
そういうこと~!??ヤダー!!

もう、デコラーのミスで二重引き落とししやがったと
頭から決め込んでいただけに、その説明はにわかには信じがたかった。
なんで、そんな重要なコトを電話で決めてしまうのかネ
と、フツフツとした怒りとやるせなさにさいなまれた。

だが、後々になって考えてみると、結局自分が甘かったのだネと気が付いた。
1820レアルになったという電話があったとき、てっきり安くなったと
勘違いしたのだが、過信せずに、誰か近くのブラジル人に代わってもらって、
念を押して確認すべきであったと思う。

変更料が、1820レアルというのも、当初の1850レアルと近似していて
非常に紛らわしい。

航空券が2倍近く跳ね上がったのは、カーニバルの時期と重なったことも理由であろう。
カーニバルは、水曜日に終わりで、私の便は木曜日発のものなのだが、
木曜日は、まだカーニバルの影響があるみたいなのだ。

色々な要素と、自分の甘さが重なって、クスコまでのチケットが16万円まで
跳ね上がってしまった。
日本からハイシーズンのヨーロッパに行くと思えばよいのだろうが、
コレ、結構、悔しい。
当日はヤケ酒をあおって、嘆きに嘆いたものの、
3日くらい経ったら、わりに悔しさは忘れてしまった。
人の心ってうまく創られてる。

教訓:
ブラジルでは、日本のように何でも自力でやるのが経済的という訳ではなく、業者(デスパシャンチ)を通す方が経済的であるケースもある。特に、日本の常識が通じないような局面では、自力で頑張って精神を擦り減らすよりも、業者(デスパシャンチ)に手数料を支払った方が、良い場合もある。逆に言えば、デスパシャンチの存在意義があるように社会が作られているともいえる。
プロフィール

shingo

Author:shingo
ブラジル、ペルナンブッコ州在住、
三十路男のブログです。

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