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オリーブオイルの効能

この間読んだアンチエイジングの本によると、
オリーブオイルが健康に良いとされており、
ミーハーな私は、スーパーでずいぶん高級なオリーブオイルを購入して
早速、日々の食生活に取り入れるようにしてみた。
このオリーブオイルは、店にあった一番高級なもので45レアル(約2千円)もした。
2013年に収穫したオリーブの実で作ったものらしい。
安いのと比べると、香りが良いように感じる。

高級オリーブオイル


ところで、健康にいいと言っても、具体的にどう良いのかということを
納得したうえでなければ、気まぐれで終わってしまいかねないので、
一冊の本を読んで、オリーブオイルについてちょっと勉強することにした。

新オリーブオイル健康法 (講談社プラスアルファ新書)
松生 恒夫
講談社
売り上げランキング: 87,836



著者は消化器系の内科医で、これまでの経験と各種の研究報告から、
オリーブオイルの効能を説明している。

オリーブオイルの特徴
オリーブの実を皮も種も丸ごと搾った油で、他の油と比べて精製されていないのが特徴である。

オリーブオイルの働き
1.悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを維持又は増加させる。
2.活性酸素を消去する抗酸化物質が豊富にふくまれている。
3.オリーブオイルに含まれるオレイン酸がインスリンの効き目を高める(糖尿病に効果あり)。また、オレイン酸は便秘症状を緩和する効能を有するという研究結果がある。
4.ピロリ菌の増殖を抑える(胃がん発症の確率を抑える)
5.カルシウムが骨から損失するのを抑制する。
6.ポリフェノール、ビタミンEを豊富に含み、心臓・血管系、肌を若く保つ。
7.抗酸化作用が強いビタミンE誘導体、「αトコフェロール」を大量に含有する。
8.「オレオカンタール」という成分が鎮痛効果をもつイブプロフェンと同じメカニズムで、ある種の痛みの経路をブロックする。鎮痛薬の代わりにオリーブオイルで鎮痛効果を得ることが可能。

なんだか、いいことばかり書いてあって、まゆつばものであるが、
まあ、オリーブオイルが体に悪いと言うことはなさそうなので、
その効能を自分の体で実証してみたい。

また、著者によるとオリーブオイルは食べるだけではなく、体に塗ってもいいらしい。すなわち、オレイン酸、ビタミン類、スクワランなどの天然うるおい成分が添加物の入った石鹸、化粧水などよりよっぽど良いとのことである。他にも、日焼け止め、アフターシェーブローション、鼻パック、リップクリーム、ヘアケア、歯茎のマッサージなど、なんでもござれである。
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テーマ : アンチエイジング・若返り・シミ・シワ・たるみ
ジャンル : ヘルス・ダイエット

ブラジルで歯科矯正を受ける

日本では歯科矯正はティーンエイジャーの時にやるものだと
勝手な思い込みをしていたが、ここブラジルでは大人が歯科矯正しているのを
わりに良く目にすることがある。
かくいう私も歯並びの“悪さ”には自信がある方である。
親しらずを直ぐに抜かなかったのが良くなかったようで、
右側の側切歯はこれでもかというくらい、奥に追いやられている。

歯の定期クリーニングをした時に、歯科矯正を勧められたが、
治療費の相場を聞いて驚いた。大体3,500レアル(約15万円)でできるらしい。
日本なら、100万円弱くらいすると聞いていたので、ずいぶんな違いだ。
道理で、気軽に歯科矯正している人が大勢いるわけである。

歯周病は年を取ってから突然発症するというし、
噛みあわせの悪さは頭痛や肩こりの原因になるとも読んだことがあるから、
歯科矯正については前から興味があった。

お手軽プライスでできるのであれば、やってみようということで、
早速、何回か通院したことのある、日系人のジョンの歯医者に連絡してみた。
残念ながら、ジョンのところでは歯科矯正はやらないらしい。

そこで、カルロスという別の歯科矯正専門の医者を紹介してもらった。
カルロスは、サンパウロ大学卒業の医者で、見た目はジャムおじさんみたいだが、
中身もジャムおじさんのような人で、非常に社交的で感じのいいおじさんであった。

費用は相場より高めの4,500レアル(約20万円)だが、設備もしっかりしており、
歯科医院にしてはグラマーすぎる受付嬢の対応も丁寧でしっかりしている。

既に述べたとおり、割に歯並びの悪いほうなので、「手遅れです」と言われる
かもしれないと思っていたが、予想に反して抜歯なしの2年間で矯正できるとのこと。
さすが、カルロス、サンパウロ大を卒業しているだけある。

日を改めて、まずは上あごの歯から矯正器具を付けることになった。
まずは、妙な器具を口の中に挿入され、強制的にくちびるを剥いた状態にされた。
そして、超強力ボンドのようなもので、土台を全ての歯にくっつける。
この土台に針金を通して、1時間弱であっさり完了した。

もっと、キツーく、キュキュッと締め上げられるのかと思ったが、
こんなんで効果あるのかしら、と疑ってしまうくらい痛みがない。

なーーんだ、おそるるに足らず歯科矯正、と思ったのも束の間、
夕食の時、"マルタイ棒ラーメンとんこつ味"を食べようとした時に、
現実の厳しさを知ることになる。

いつものように、ラーメンをすすろうとすると、矯正器具が待ってました
と言わんばかりに、麺やキャベツ、ネギをからめ取って行くのだ。

うまいこと器具に持って行かれることなく、食べようとすると、
チュルチュル加減が甘くなり、熱いスープがダイレクトに口腔に注ぎ込まれ、
火傷してしまう。
あーもうヤダー、とフガフガしていると、奥歯で口の中を思いっきり噛んで
出血する始末で、ぜんぜん食事がおいしくないのだ。

しかも、麺、キャベツ、ネギが器具と歯茎の間に蓄積して行って、
不快なこと、この上ない。
水で何度もゆすいで、楊枝でこそげ落とせば何とかキレイになるものの、
食事は不味くなるは、後始末は大変だわで泣きたくなる。

矯正器具がついている間は、隙間に食べかすが残りやすいので、
いつもよりも丁寧なフロス、歯磨きが必要になる。
フロスは、縫製用の針のようなもので、器具の間をチマチマ通しながら
やる必要があるので、通常の5倍以上の時間がかかる。

慣れの問題だと思うけど、常に入れ歯をしているような不快感も見逃せない。

この状態をこれから2年間耐え忍ぶかと思うと、
いまから気が遠くなりそうである。

レシフェのファベーラを歩いて見た。

レシフェの町にも超シンプルな路線の鉄道が
通っているのだが、普段良く利用するホテルや会社から
離れているので、今まで一度も乗ったことがなかった。

MBAの授業が5時に終わり、夜10時半の飛行機まで
時間があったので、ショッピング・レシフェで
映画でも観て過ごそうと思い、Derbyの停留所で
バスに乗り込んだ。

Boa viagemでバスかタクシーに乗り換えようと
思ったが、たまたま乗ったバスが鉄道駅で停まったので
不意に電車に乗ってみようと思い立った。
…というのも、「shopping」という駅が存在するのを
以前、見たことがあったためである。

改札口で切符を買おうとしたが、切符売り場がない。
警備員風の男性に切符売り場の所在を聞くと、
「通っていいよ。ノーチャージさ。」との回答である。
確かに、回転バーは切符を入れなくても回った。
記念すべき一回目から無賃乗車である。
政府の方針で、電車はタダということだろうか?

車体自体は新しく、特に問題もなくマングローブの中を走っていく。
まもなく、shopping駅に到着した。
出る時に「切符はどうしたのだ?」と問い詰められるのでは
ないかとドキドキしてたら、自動改札で回転バーが回らなかった。
ほら、恐れていた通りだ。
…と思ったら、その改札が壊れていただけで、
隣の改札から無事に出ることができた。

Shopping駅の切符売り場は普通に機能していたので、
政府の方針で運賃がタダになったのではなく、
乗車した駅の切符売り場がテキトーだっただけなのではないかと思う。

Shopping駅という名前から、勝手に
豊洲駅的なものをイメージしており、
駅に着いたら人波に乗って、自動的に
ららぽーとに到着だ!と想像していたのだが、
私の予想に反して、数人しか下車しなかった。


Shopping駅なのに、降りてもshoppingがある気配がない。
しかも、shoppingこちらです、とかいう親切な看板も立っていない。
駅周辺は、shoppingがあるというよりは、
ファベーラ(貧民窟)的な雰囲気である。
どうも、おかしい…


こんな場所でキョロキョロしていたら、
いいカモが来たと思われ、強盗団に襲われてしまうかもしれないので、
私は、胸を張って、さもさもこの辺の地理は知り尽くしているぞ!
質問のあるかたは挙手をお願いします、
という自信に満ちた顔をしてズンズン歩いたのであるが、
全然、shoppingらしいものが現れない。

ガソリンスタンドの男性に道を聞いたら、どうやら逆方向に歩いていたようだ。
キョロキョロするどころか、同じ道を行ったり来たりしている
不審者になってしまった。

来た道をもとに戻ると、さきほど、道端に座って暇そうににしていた民の
興味津々な視線が痛い。今度は、なるべく気配を消して駅の方に向かった。


途中でビールの缶を片手に持ったオッサンが、お前は日本人か?
と聞いてきたので、そうだと応えると、アリガト、オハヨウ
と言われ、日本人はいいコラサォン(心)を持っていると、
何だか知らないが持ち上げられてしまった。
今は、オハヨウじゃなくて、コンニチワだよと
教えてあげようかと思ったが、酔っぱらっているので
何を言っても意味ないかと思い、手を振って別れた。


教えられたとおりの方角へ歩いて行くと、
ファベーラ感が増して行き、ビニールシートの家が立ち並び、
洗濯物が干されたり、沢山の子供達が半裸で
タイヤで遊んだりしている通りになった。

果たして、この先に本当にshoppingがあるのだろうか。
かなり、不安である。わたしの豊洲はどこへ行ったのか。

掘っ建て小屋の前に四人ぐらいの浅黒い肌の若い女性が、
キャミソールにホットパンツ姿でお喋りをしている。
小屋の中からは14型くらいのテレビがバラエティー番組を放送している音が聞こえる。

「あの…、ここ通りぬけできるんでしょうか?」と恐る恐る聞くと、
「Shoppingへ行くのね。通れるわよ。
この先の橋を渡ってすぐよ」と聞いても居ないことまで親切に教えてくれた。
そして女性は、「ヴァー・コン・デウス(神様が共にありますように)」
と言って送ってくれた(サヨウナラという意味)。

その後、洗濯物がはためく庭のような所を抜けると
言われたとおり、橋のようなものが見えた。
橋のたもとには、ファベーラの子供三人が居て
こちらを物凄く興味深そうに見ている。
我は空気なりと念じつつ通り過ぎたが、

大分離れたところで、彼らの一人が後ろから、
「ありがトゥー!」と声を掛けてきた。
「ありがトゥー!じゃなくて、ありがとう、だろがバカヤロー」
と思ったが、中国人と間違えなかったから、まあ合格か…。

しょうがないから、大サービスして、振り向いてあげたら、
子供達は大喜びしていた。まったく、私もとんだお人良しである。

このような場合に、「シネース!(中国人)」とか言ってきたら
完全に無視することにしている。
別に、中国人に悪い感情は全然持っていないが、
アジア人だからといって、頭から中国人と決めつけてくるようなヤツは
ロクなヤツが居ないと思うからである。

また、語感的にも、「死ね!」と言われている気分である。

橋を渡って、しばらくいくと、今までの風景が嘘のように
美しいshoppingセンターがその姿を現した。

それにしても、駅のネーミングを変えるか、道を整備するとか
何とかしてほしいものである。

結論としては、shoppingに来るような人は、
皆、自家用車で来るのであり、電車で来るような人は
あまりいないのではないかということに至った。

サンパウロ空港(ガルーリョス)から市内へ、バスと地下鉄で最も安く行く方法

サンパウロからリベルダージ(東洋人街)まで
空港タクシーで行くと110へアイス(約4,800円)くらいするけど、
バスと地下鉄を併用すると、7,45へアイス(約320円)と
かなり安く上げることができる。

まず、空港の到着ロビーを出て、横断歩道(5m)を渡り、
中央分離帯の右側に止まっている257番のTatuape行きの
白いバスに乗る(4,45へアイス)。
30分ほどで、終点のTatuapeに到着する。
バス停の目の前の階段を上がれば直ぐ、Tatuapeの地下鉄駅だ。
そこから、地下鉄に乗れば、どの駅降りても3へアイスで行ける。
リベルダージまでなら20分くらいだ。

バスは空港で暫く停車して居て、時間になったら出発する。
列が出来ているので分かりやすい。
大きな荷物を持っていて座りたい人は、脇で列を作っていて、
次のバスを待っている。

なお、乗客はほぼ全員地下鉄を目指しているので、
最初に2回ほど停車した後はノンストップでTatuapeまで行ってくれる。
所要時間は渋滞が無ければ30分ほどでいける。

空港行きのバスは、同じくTatuapeの地下鉄を降りた場所から出発する。
Tatuapeが始発のため、バスは客待ちして待っているから分かりやすい。

【目次】ペルー・ボリビア旅行

2月17日~3月6日の18日間、
ペルー・ボリビアへ一人旅に行ってきました。
もしかしたら、次に旅する方に、少しは役立つかと思い、目次を作成しました。
クリックすると新しいタブでリンク先が開きます。

【一日目:前半】本当にあった、リマ国際空港の喜劇


一日目:後半】ロマンティックだ、愛、クスコ!


【二日目:クスコ】高山病、クスコ観光(カテドラル、キリスト像、サクサイワマン)


【三日目:移動】マチュピチュへ車+徒歩で安く行く


【四日目:マチュピチュ】雨季(2月)のマチュピチュも素敵だ


【五日目:前半:クスコ】マチュピチュから電車でクスコへ


【五日目:後半:クスコ】クスコの謎の商売、謎の飲み物、そして怪しい中央市場


【六日目:移動】クスコからプーノへバスで移動


【七日目:太陽の島】思った以上にステキだ!太陽の島(ボリビア)


【八日目:ラパス】静寂の太陽の島から喧噪渦巻くラパスへ


【八日目:ラパス後半】ワイナポトシ登山準備編
【九日目:ワイナポトシ】雨季(2月)のワイナポトシ登山一日目
【十日目:ワイナポトシ】雨季(2月)のワイナポトシ登山二日目
【十一日目:ワイナポトシ】雨季(2月)のワイナポトシ登山三日目


【十二日目:移動】ラパスからウユニへ電車で移動


【十三日目:ウユニ塩湖】ウユニ塩湖の半日ツアー


【十四日目:ラパス】普段と違うカーニバル期間のラパス


【十四日目:後半】おばちゃん達の華麗なる戦い、ボリビア・お馬鹿プロレス(Lucha Libre)


【十六日目:プーノ】チチカカ湖に浮かぶ人口島、ウロス島


【十六日目:プーノ】素朴な美しさを湛えるシエスタニ遺跡


【十七日目:クスコ近郊】ツアーに参加し、モライ、マラス塩田へ


ペルー・ボリビア旅行 オススメの服装・本







ペルー・ボリビア旅行 オススメの服装・本

雨季(2月)のペルー・ボリビア服装

2月は、日本の冬であるが、南半球は夏である。
しかし、標高3,000m以上の場所が多いペルー・ボリビアは、
当然のごとく、気温が低い。

2月下旬~3月上旬に旅行してみた経験から、
お勧めの服装を記しておきたい。

晴れの日の日中は気温が上がるので、
半袖シャツの上に、長そでのシャツを羽織るくらいがちょうど良かった。
ちょっと、坂道を上る時などは、Tシャツだけでもいいくらいだ。

一方で、朝晩や雨の日は結構冷え込む。
私は、ユニクロのウルトラ・ライト・ダウンを持参したのだが、
これが結構良かった。
これだけでも十分に暖かいし、日中の暑い時は、
くるくる丸めて、カバンに入れておけば嵩張らないからである。

また、寒さ対策として重宝したのが、B.V.D.の下着である。
ユニクロのヒートテックよりも数倍暖かい。

(ビー・ブイ・ディ)B.V.D. WARM TOUCH 吸湿発熱 Vネック9分袖Tシャツ 保温【中厚タイプ】 GF748PS GF748PS BK ブラック M
(ビー・ブイ・ディ)B.V.D. WARM TOUCH 厚地起毛 保温 ストレッチ 10分丈スパッツ GF429HS GR グレー M

まあ、防寒具に関しては、現地でアルパカ製品があるので、
寒かったら現地調達するということでも良いと思う。


個人的な意見だけど、ペルー・ボリビアは、涼しいので、
汗をあまりかかないからか、シャツなど連続して着ていても臭くならない。

シャツなどは、3日連続で着ていたし、一日中移動しか
していない日は、くつしたやパンツも2日連続で来ていたことはしょっちゅうだ。

暑いブラジルで同じことをやると、直ぐにオイニーが気になると思うが、
ペルー・ボリビアでは気にならなかった。
ちょっと、ワイルドな考え方だが、着替えを減らすことで、荷物を削減することができる。


また、靴に関しては、トレッキングシューズをお勧めしたい。
ペルー・ボリビアの都市は、ゴツゴツした道が多いし、
観光地でも軽いトレッキングが必要になる場所が多い。
コンバースなどの靴底がペラペラな靴は避けた方が無難であろう。

――――――――

ペルー・ボリビアを旅するに先立ち、是非読んでおきたい一冊

インカ帝国探検記 ある文化の滅亡の歴史 (中公文庫BIBLIO)
中央公論新社 (2012-12-21)
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この本は、かなり良い。
フランシスコ・ピサロがインカ帝国を発見し、
どのようにインカ帝国を滅ぼしたのかが、
非常に分かりやすい文章で書かれている。

インカの人々が、スペイン人に屈しながらも
隠し通したマチュピチュのことも、
ストーリーを追って、説明されている。

ペルーで博物館に行ったり、遺跡観光をする際の
楽しさも倍増すること間違いない。

私は、旅行前と旅行中の2回読みました。

天空の帝国インカ その謎に挑む (PHP新書)
PHP研究所 (2011-09-22)
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この本は、インカの人々の暮らしぶりを知るための良書である。
ペルー料理や、チチャなどの変わった飲み物を現地で
目にする機会があると思うが、遥かインカの時代から
親しまれてきたことなどを知っていると、旅の楽しさも広がるだろう。


旅の指さし会話帳 (62) ペルー ここ以外のどこかへ!-アメリカ・オセアニア
佐々木直美
情報センター出版局
売り上げランキング: 148,057


ペルー・ボリビアを旅するに当たって、基本的なスペイン語の知識は必須である。
日本人の旅行者は、英語だけで済ませようとしている人が少なからず見受けられたが、
英語だけでは、一部の人としかコミュニケーションが取れないことになってしまう。
せめて、挨拶と数字くらいは押さえておきたい。


【十七日目:クスコ近郊】ツアーに参加し、モライ、マラス塩田へ

今回の旅は、クスコ・イン、クスコ・アウトの予定であった。

予定通り、旅の最終日はクスコに戻ってきた。
特にやることを決めていなかったが、
日帰りで行ける遺跡として、モライ、マラス塩田へ行ってきた。
ツアーは、9時発で15時にクスコに戻ってくるプランで、30ソレス(約1000円)

途中、チンチェーロという町を訪問する。
この町にも遺跡があるが、遺跡には行かず、みやげ物屋に立ち寄るのみである。
織物の造り方や糸の染色の仕方を実演して見せてくれる代わりに、
何か買ってね、ということだ。


紙の編み方で未婚か既婚か分かる(左が未婚者、右が既婚者)



糸の染色の仕方を説明する女性



デモンストレーションが終わると、機を織っていたお姉さま方は
サササッと移動し、お土産屋の店主へ早変わりする。


その後、バスは美しい田園風景をしばらく走り、モライという観光地に到着した。
青空に輝く小麦畑がステキすぎる!


モライは、インカ時代につくられた研究農園であるという。
ひょうたん型の段々畑は上と下で気温が異なり、各種作物の作付を研究したようだ。
同じようなぐるぐるが3つあった。






モライから20分くらいの場所にあるのが、マラス塩田。
その名の通り、塩を採取する場所である。

流れている水に塩分が含まれており、いくつもの田圃から
塩を採取する。
ボリビア、ウユニ塩湖の塩よりもウマいような気がしたので、
お土産に塩を購入して帰る。





日帰りのお手軽ツアーであったが、のどかな田園風景も見ることが出来て、
豊かな気持ちにさせてくれたツアーであった。

【十六日目:プーノ】素朴な美しさを湛えるシエスタニ遺跡

プーノから半日(14時~18時)で行けるシエスタニ遺跡を訪問した。
シエスタニとは、現地語で「指」と言う意味で、ウマユ湖に囲まれた
半島が指のように見えることからその名が付いたようだ。
このウマユ湖、昔はチチカカ湖と同じ湖だったらしいが、現在は
地形の変形により、チチカカ湖とは分離し、独立した湖となっている。
シエスタニ遺跡は、貴族達の墓として造られた美しい建造物である。

ウロス島と比較するとマイナーなためか、訪問者も比較的少なく静かだ。
遺跡自体も、マチュピチュや聖なる谷のような派手さはないが、
ウマユ湖に囲まれた美しい自然と、プレ・インカの歴史を知るうえで
十分訪れる価値のある遺跡であると思う。

インティワタナと呼ばれる日時計


トカゲの墳墓
この墳墓の中に、故人のミイラと、金銀宝石などが埋葬されたという。
故人は、一旦星に帰り、太陽の光と共に復活すると信じられていた。
悪事を行った者は、復活できないように火葬されたという。


右側の人と比較すると墳墓の巨大さが分かる



プレ・インカ時代の石組み。巨大な石が隙間なく積み上げられている。
どのようにして切断したのであろうか?



ウマユ湖




シユスタニ遺跡の近くには、昔ながらの家が残っており、
希望すれば、訪問することができる(謝礼として5ソレス支払う)


至近距離!リャマ。鼻ピアスがオシャレ。




門の上に居る2匹の牛は守護神のようなものらしい。



イモやキヌアなど。ペルーにはなんと5,000種類以上ものイモがあるらしい。


キヌアを挽いて粉末にし、パンをつくる。


壁に掛かっているのは、伝統的な薬草


クイ(テンジクネズミ)。お祝いごとのある時に食べる。


プーノに行ったら島めぐりだけして帰る旅行者も居ると思うが、
この素朴な美しさをたたえる観光地は、足を延ばしてみる価値大である。

【十六日目:プーノ】チチカカ湖に浮かぶ人口島、ウロス島

チチカカ湖に浮かぶウロス島は、トトラという植物を積み重ねて形成された
人口の島である。プーノの町から半日ツアーに参加し、ウロス島を訪れた。

プーノの港を出港したボートは30分ほどでウロス島に到着する。
ウロス島は一つの大きな島ではなく、数十の島々を合わせた集落のことを指す。
この集落には2,500名ほどの人々が住んでいるそうだ。
元々は、陸地に住んでいた人々であるが、スペイン人に故郷を追われ、
亡命した先がチチカカ湖であったということである。

島に着くと、ウロス島にとって、欠かすことのできないトトラに関する
レクチャーを受ける。

トトラは、バナナのように皮をむいて食用にもされる。


これは、トトラの根茎である。これを黄色い服を着たクアイおんちゃんが
持つ巨大のこぎりで適当なサイズに切断し、島の土台にする。



土台の上に、トトラを積み重ねる、いぶし銀なクアイおんちゃん。


その上にミニチュアをデコレーションするおんちゃん。あくまで無表情。



ミニ・ウロス島の完成!今にも崩れそうだが、無頓着なおんちゃん。



手工芸品を紹介するおんちゃん。商売人の雰囲気ゼロ。



トトラで作られた家と家庭菜園


バルサ船


出港時には歌を歌って送ってくれる。


バルサ船を漕ぐおんちゃん

【十四日目:後半】おばちゃん達の華麗なる戦い、ボリビア・お馬鹿プロレス(Lucha Libre)

カーニバル休暇のため、観光施設が全て閉まっているという悲惨な状況のなか、
何気無く通りかかったサガルナガ通りのツアー会社で次のような広告が目に飛び込んできた。



TVか何かで世界のどこかでお馬鹿なプロレスがあることは知っていたが、広告を見るまで、
それがラパスでやっているとは気が付かなかった。
広告によると、毎週日曜日開催で、丁度今日は日曜日である。
ザ・シンプトンズ風の画風は、好奇心を掻き立てる。
私は、迷うことなく参加してみることにした。
もらった、ビラには、三つ編みのおばちゃんが、おばちゃんの首を絞めている写真が
載っており、アン”ボリービア”ブルというキャッチコピーが素敵だ。

会場は町の公民館のような所であった。
既に、現地ボリビア人が現地人専用席に集まっていた。
外国人観光客は、リングの側にプラスチックの椅子を並べて座る。
我々が到着すると、早速、プロレスっぽい音楽が掛かって、
レスラーが登場し、実況のおっさんが盛り上げていく。


まずは、銀色のコスチュームに身を包んだ正義の味方、プリンスが登場。
対するは、ドクロをかたどった黒い衣装に身を包んだいかにも悪者というキャラの男だ。
攻撃は終始、ドクロの男に有利で、プリンスは最初こそ華麗に登場したものの、
やられっぱなしだ。

リングのマットは、あまり金を掛けていないからか、
単に、板の上にビニールシートを被せただけのように見える。
技を掛けられると、背中からマットに落とされるのだが、
音は、サンドバックに当たった時のような「バスッ」ではなく、
硬いものに当たった時の「バーン」という音で、とーっても痛そうである。

プリンス対ドクロマンの決着は、まだついて居ないが、舞台袖から突然
民族衣装をまとった三つ編みのおばちゃんが登場し、ガスガス蹴りをいれて、
プリンスを痛めつけていく。

どさくさに紛れて、レフェリーもなぜか、プリンスにエルボー入れちょる!
プリンスは既にフラフラである。
そんな中、さらに、ドクロマンと同じ黒のコスチュームに身を包んだ
男二人組が登場し、ドクロマン、三つ編みおばちゃんと協力して、
4人でプリンスをボコボコにし始めた。

ドクロマンが、プリンスを羽交い絞めにし、三つ編みおばちゃんがプリンスの
股間に頭突きをしたり、他の男がドロップキックを入れたりする。
ドクロマンが、プリンスを四の字固めで締め上げ、
レフェリーがカウントを取ろうとすると、そのレフェリーまで黒い男にボコボコにされる。
もう滅茶苦茶である。

プリンスを羽交い絞め


おばちゃん、プリンスの股間めがけて強烈な蹴り上げ。


レフェリーもボコボコに


最終的には、プリンスが急に強くなり、3人の男、三つ編みおばちゃん、ついでに
なぜかレフェリーまでメタメタにのし上げて、会場から大喝采をもらって終わるという筋書きで最初の試合は終わった。

ところで、本日3月2日(日)はカーニバル真っ最中であり、
特別編として、カーニバルの衣装(チョリタ)を来た人々が登場し、
ダンスを披露してくれた。客席の外国人も巻き込んで、ダンスを踊るまでは良かったが、
彼等は、持っていた泡スプレーを容赦なく浴びせかけ、踊っていた客は泡まみれである。
客席に居たボリビア人も、「何、泡かけていいの?はやく言ってよ」
と元気になり、あちらこちらから泡が飛んでくる始末。

カーニバルの衣装を着た人々


客も一緒にダンスダンスダンス


泡かけを楽しむボリビア人!


踊り子たちは終始和やかだったのだが、リングにあがると表情が変わり、喧嘩を始めた。
良く見ると、そのうちの一人は、先ほどプリンスに蹴りをガスガス入れていた
三つ編みの黒い服を着たおばちゃんぢゃないか。
黒い服のおばちゃんは、プリンスの時と同様、オレンジの服のおばちゃんを散々に痛めつける。
苦しむおばちゃん!喜ぶ観客!会場の熱気はいやがおうにも高まる!

ピンチだ!オレンジのおばちゃん。


オレンジ服のおばちゃんもやられてばっかりではなく、反撃に出はじめた。
黒服おばちゃんをロープサイドに放り投げ、黒服おばちゃんのスカートをべろべろめくって
赤いパンツを剥き出しにし、おしりペンペンだ!なんちゅう戦いだ、こりゃ…。

↓ビデオでもご覧ください


次の試合は、ドクロマン3人と黒いおばちゃんVSピエロの戦い。
4対1とは卑怯ではないかと思うが、ピエロは、強力水鉄砲で敵の4人を
ことごとく水浸しにしていく(注:ボリビアではカーニバルの時に誰彼構わず水を掛ける)。
ピエロの水鉄砲は、シュコシュコやって気圧をためて噴射するものなので、
水がボリビア人の客席にも飛んでくる。これが、ボリビア人の観客に火をつけた!
彼らも自前の水鉄砲や泡スプレーを取り出して、
レスラーたちに集中砲火を浴びせる。そう、場外乱闘(レスラーVS客)の構図だ。

一人の客が、ドクロマンに泡を嫌と言うほど浴びせかけたら、ドクロマンは
その客をどつきまわした挙句、背負い投げを食らわしていた。
あの…その人、いちおう客ですけど…。

ドクロマンの残酷な仕打ちに気を取られていると、場外では、子供が黒服のおばちゃんに
追いかけられている。しかも、おばちゃん、めいっぱいに振ったコーラのペットボトルを
シュゴシュゴさせながら、鬼の形相で子供にせまる!もう、客もレスラーも関係ないのだ!

水掛けが一段落すると、形勢逆転で、今度はピエロが黒服レスラー達に集団リンチにあう。
ピエロは、リングのコーナーに股をひっかけられて、執拗に股間を責められる。
実況は「おおっとここでピエロがカスティーゴ(お仕置き)を受けております」と解説する。
これも、最後はピエロが急に強くなって、黒服レスラー達をまとめて倒すという結果で終わった。

コーナーで股間を責められるピエロ


その後も、おばちゃんVSおばちゃんの戦いが2回戦続く。


最後の試合は、セクシー・マッチョマン2人組VSゾンビ2人組という組み合わせだ。
ゾンビは最初から、マッチョマンをクソミソに床に叩き付けはじめた。
今までの試合と違って、相当いたそうである。あれは絶対に痛い。

コンクリートの床にも容赦なく叩きつけるわ、パイプイスで殴りつけるわで
マッチョマン、ボコボコにされるために出てきたみたいな感じである。
疲労するマッチョマン、残虐さを増すゾンビ、盛り上がる観客。
すると、舞台袖から5人くらいの三つ編みおばちゃんがスルスルと出てきて、
会場は大興奮。そして、おばちゃんパワーでゾンビをやっつけるという一番いいところで、
電気と音楽が消えてショウが停止。電力が不安定だ!ボリビア!



【ミニ情報】
ボリビア・プロレスは、サガルナガ通りなどの旅行会社で申し込める。
値段は、80ボリビアーノ(約1,200円)であった。
場所は、サガルナガ通りから、バスで30分ほど行った場所にあるエル・アルトだ。
標高は4,200mで、ラパス(3,650m)よりも高い場所にある。
会場は、半分屋外なので、暖かい服装で行くことをオススメする。
ツアー料金には、サガルナガ通りからの往復交通費も含まれている。
ショウの時間は、16:00から19:00の3時間ほどである。

最後におばちゃんレスラー達と記念撮影もできる。


帰り道ではラパスの美しい夜景が見られる。

プロフィール

shingo

Author:shingo
ブラジル、ペルナンブッコ州在住、
三十路男のブログです。

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